過去ブログ

2010年11月26日 19時34分

研究授業(体育編)

2 運動の特性 (1)一般的な特性    自己の習得した技を用いて、相手を投げたり、抑え込んだりなど対人で競い合う武道である。また、相手を尊重する心を養い、礼儀や作法を習得することにより日本古来の伝統に触れあうことができる。 (2)生徒から見た特性    投げられたり負けたりすると痛い。悔しい。冬にやると寒い。夏にやると暑い。相手に触れたり、触られたりするのが苦手。投げた時にスカッとする。多くの技を習得して相手に勝ちたい。肉体的にも精神的にも強くなりたい。相手に負けたくないという気持ちが出てきたりする。自分の覚えた技で攻防がしたい。   3 学習活動の様相    はじめは体力もさほどない生徒が授業を重ねる毎により関心が高まり、試合のときは真剣になってくる。競うことに対しての意識が変わってくる。また、体つくりや技に対しての工夫、探究心が旺盛になってくる。試合では力を有効に使って一本を取れるようになってくる。 4 単元の目標 (1)伝統的な行動の仕方に留意して、互いに相手を尊重し、勝敗に対して公正な態度がとれるようにする。また、禁じ技を用いないなど安全に留意して練習や試合をしようとする。 (2)自己の能力に応じた技を習得するため、課題の設定やその課題解決に取り組み、計画的な練習をすることができるようにする。 (3)自己の技能を高め、工夫して習得した技を相手との攻防の中で展開し、練習や試合に生かすことができるようにする。 (4)柔道の伝統的な考え方や、柔道の特性及び基本動作や対人的技能について理解する。また、礼儀作法、試合の運営やルール、審判の方法について言ったり書きだしたりできるようにする。   今日の授業はクラス対抗戦です。 なかなか技が決まらなくて引き分けになるケースもありましたが、豪快に投げ技が決まって、一本を取ると、生徒からは歓声が上がり、大いに盛り上がりました。 柔道の授業を通して勝ち負けだけではなくて、相手や自分の痛みなどを知り、礼儀や思いやりの心など、いろいろなことを学べたのではないでしょうか。