全日制blog

東北高校体操競技選抜大会

2010年11月15日 11時12分
11月13日(土)に福島県あづま総合運動公園体育館で東北高校体操競技選抜大会が行われました。 この大会は全国選抜の出場権をかけた大切な大会です。 本来団体戦は4人で行うのですが、本校体操部は3人で臨みます。 絶対ミスの許されないぎりぎりの戦いを強いられています。 1種目目あん馬・・・トップバッターの樋口選手は痛恨の落下。1点以上の減点は免れません。つづく高橋選手は無難な演技でまとめ、エースの太田選手につなげます。太田選手は緊張の演技でしたが、会心の演技で高得点を稼ぎました。 2種目目つり輪・・・3人とも無難な演技でまとめます。特に太田選手は力強い演技でここでも高得点を稼ぎだします。個人総合優勝に向けて順調な滑り出しでした。 3種目目跳馬・・・高橋・樋口選手は着地をうまくまとめ、まずまずの演技。ところが、太田選手が、痛恨の着地ミス。大きく点数を下げてしまいます。 4種目目平行棒・・・太田選手の跳馬からリズムが狂います。樋口・高橋選手ともにミスを連発し、嫌なムードが漂います。しかし、跳馬の借りを返すような太田選手の会心の演技が出て、チームは再び盛り上がり、太田選手の個人総合優勝の望みをつなげます。 5種目目鉄棒・・・3人とも無難な演技を披露して、最終種目へつなぎました。 6種目目ゆか・・・普段学校で練習しているフロアーとは違い、バネの利かない床での演技ですが、どこの学校も条件は同じです。樋口・高橋ともにうまく着地をまとめて太田の演技を待ちます。太田選手は2コース目のタンブリングで小さなミスをしてしまし、リズムが狂い、4コース目でもミス。5コース目の最終タンブリングでは尻もちをつくという大きなミスをしてしまい、得点を伸ばすことはできませんでした。   個人総合優勝を逃した太田選手でしたが、つり輪と平行棒で優勝することができたのはよかったのではないでしょうか。 今シーズンの大会は終了しました。来春へ向けて今日から練習開始です。    おもな結果は 団体総合5位 個人総合 太田7位 つり輪・平行棒優勝