先生方の授業における技術向上を目指して、11月15日~26日は「研究授業週間」となっています。
共通のテーマは「聞く(聴く)力or話す力の育成」です。
今日は芸術科から美術の研究授業が行われました。
美術Ⅱ「触って心地よいかたち」
■目標(本時)
☆自分が生活していて使っているものの中で、触っていて心地よいと思うものを持ってきて、「それはどうしてか?」をスケッチや言葉にして分析していく
☆前回の「自然の中のかたち」(自然界のかたち)と今回の「生活の中のかたち」(人工物)の違いを見つける
☆感触をどの様にしてかたちにおこせるか
■生徒観
美術Ⅱ選択者は2年21名、3年生2名の計23名。技術的にはかなり差があるものの、ほとんどの生徒が美術に興味を持っている。美術部を中心に技術や関心が高い生徒がクラスを引っ張っている。周りと会話をしながら、それを取り入れ、作品に反映することができるクラスである。
■教材観
木彫表現「触って心地よいかたち」は彫刻とデザイン的な要素も含まれている。生活の中で感じられる手触りや持ちやすさや、自然界のかたちも取り入れて「心地よいかたちってなんだろう?」を追求して制作してもらう。また、触るという事は触る誰か(自分自身を含めて)がいるという事。目の見えない人が触れてみて、心地よいと感じるかどうか、という鑑賞者の事も考えてデザインする必要がある。
生徒たちに興味を持ってもらうような、わかる授業を目指して先生たちも日々勉強です。